リサイクルショップのフランチャイズ9ブランドを紹介|選び方と費用の見方
リサイクルショップのフランチャイズ(FC)は、店を構える「店舗型」か、お客様の自宅などへ出向いて買い取る「出張型」か、何を主に扱うかによって、必要な資金や働き方が大きく変わります。
加盟先は、①業態、②取扱品目、③費用の条件(何が含まれ、何が別途か)、④研修と開業後の支援、⑤加盟条件と契約の内容、の順に絞り込むと判断しやすくなります。費用は総額だけで比べず、条件をそろえて比べたうえで、最終的には各本部の公式資料と説明会で確認してください。
この記事では、本部を比べるときの観点と、各本部の公式募集ページを紹介しています。順位付けはしていません。
この記事は、フランチャイズ加盟店を募集している株式会社マクサスが制作しています。本部の紹介には自社のフランチャイズを含めず、記事の後半に別枠で紹介しています。
リサイクルショップFCの種類:店舗型と出張型、総合リユースと買取専門の違い
リサイクルショップのFCは、大きく「店舗型」と「出張型」に分かれます。店舗型はさらに、扱う品目によって性格が分かれます。
店舗型
店舗を構え、主に来店したお客様から買い取り、販売する形です。扱う品目によって、次のような違いがあります。
- 総合リユース型:家電、家具、衣類、雑貨など幅広い品目を扱います。売場と在庫の置き場所が必要になります。
- 買取専門型:ブランド品、貴金属、時計など、小さくて単価の高い品目の買取が中心です。
- 特化型:古着など、特定の分野に絞って扱う形です。
出張型
売場としての店舗を前提とせず、お客様からの依頼を受けて自宅などへ訪問し、その場で買い取る形です。物件にかかる費用の構造が店舗型と異なり、移動手段や、買い取った品物の保管場所が必要になります。
加盟店がどこまでの業務(店頭での買取か、訪問しての買取か、その両方か)を担うかは、業態の区分だけで判断せず、各本部に確認してください。
店舗型と出張型の違い
許可や届出、取引のルールは、業態にかかわらず確認が必要です。詳しくは「開業前に確認したい手続き」で紹介します。
費用の内訳は本部によって異なります。具体的な金額や、何が含まれるかは各本部の公式資料で確認してください。
リサイクルショップと買取専門店の違い
「リサイクルショップ」「買取専門店」の呼び方は、本部や店舗によってさまざまです。加盟を検討するときは、名称よりも「どこで、何を、どう売るのか」を確認するのが確実です。
FC加盟と個人開業の違い
リサイクルショップは、FCに加盟せずに個人で開業することもできます。どちらが向いているかは、経験、資金、自由に決めたい範囲によって変わります。
FCが向いている人:業界が未経験で、査定や集客の仕組みを最初から借りたい人。
個人開業が向いている人:査定の経験や仕入れ・販売の当てがあり、品目や価格を自分で決めたい人。
リサイクルショップ・買取のフランチャイズ本部の公式募集ページ
加盟先を比べるときは、まず各本部の公式募集ページで、業態、費用の条件、研修、加盟条件を確認します。ここでは、リサイクルショップ・買取のフランチャイズで加盟店を募集している本部の公式募集ページを紹介します。
- 掲載したのは、2026年10月に公式サイトで加盟店の募集情報を確認した本部の一部です(ここに掲載していない本部もあります)。法人に限って募集している本部は、個人での開業を想定したこの記事では掲載していません
- 順位付けはしていません。掲載順にも優劣の意味はありません
- 業態、費用、研修、加盟条件は本部ごとに異なり、変更されることもあります。最新の内容は各公式ページで確認してください
- リサイクルマート
- かんてい局
- キングファミリー
- 大黒屋
- BRAND OFF
- こやし屋
- WAKABA
- キングラム
- 出張買取MAX
候補を絞ったら、各本部の公式募集ページと説明会で、次の節の確認ポイントを確かめてください。
フランチャイズ加盟先の選び方:7つの確認ポイント
1. 業態は、自分の資金・物件・働き方に合うか
店舗型は物件と売場の準備が必要で、出張型は移動と保管の手段が必要です。用意できる資金や物件、働ける時間帯から、無理のない業態を選びます。
2. 取扱品目に、自分や地域の需要があるか
総合リユースか、ブランド品などの買取専門か、古着などの特化型か。扱う品目によって、必要な知識、仕入れ(買取)の集まり方、売り先が変わります。
3. 費用は「何が含まれ、何が別途か」で比べる
加盟金、研修費、保証金、開業資金、ロイヤリティなど、名目が同じでも中身は本部によって異なります(次の節で詳しく説明します)。
4. 研修の期間と内容、開業後の支援
査定の研修がどのくらいの期間、どこで行われるか。開業後も、査定の相談、集客、本部による買取品の引き取りといった支援があるか。支援の一部が別料金になっていないかも確認します。
5. 個人・未経験で加盟できるか、審査はあるか
個人での加盟や未経験者を受け入れているか、加盟前の審査や適性の確認があるかは、本部によって異なります。
6. 契約期間、営業エリア、中途解約の条件
契約期間と更新の条件、営業エリア(テリトリー)の扱い、途中で解約するときの条件は、開業後の自由度とリスクに直結します。説明会や面談では、これらの条件を書面で確認しておくと安心です。
公正取引委員会の「フランチャイズ・システムに関する独占禁止法上の考え方」も、加盟を検討するときの参考になります。
7. 本部の実績は、時点と数え方を確認する
店舗数や加盟店の売上などの実績は、いつ時点の数字か、どのように数えたものかを確認します。
開業資金・費用の見方
初期費用の主な内訳
ロイヤリティの方式
ロイヤリティの方式は本部によって異なり、売上に一定の率をかける方式や、毎月決まった額を支払う方式などがあります。ロイヤリティとは別の名目(紹介料、システム利用料、広告費など)で支払いが発生する場合もあるため、率か定額かだけでなく、何の対価なのかを確認しましょう。
「総額」を比べるときの注意
本部が示す開業資金の総額は、次の条件によって大きく変わります。総額の大小だけで比べると、実際の負担を見誤ることがあります。
- 税込か税別か
- 物件取得費や運転資金が含まれているか
- 想定している店舗の規模や業態
- 「期間限定」などの条件付きの金額ではないか、その期限はいつか
公式資料の総額を見るときは、上の表の項目ごとに「含まれる/別途」を書き出して、本部ごとに同じ条件にそろえて比べてください。
収益の考え方
本部の資料に収支モデルや加盟店の実績が載っている場合は、立地、店舗の規模、人員、集計の期間と方法といった前提を確認します。前提が自分の計画と違えば、同じ結果にはなりません。
開業前に確認したい手続き
リサイクルショップの開業では、古物商許可、開業届、出張買取を行う場合の取引のルールなどを確認しておく必要があります。必要かどうかや具体的な手続きは営業の内容によって異なるため、次の公的機関の案内で確認してください。
- 古物商許可:営業所を管轄する警察署
- 個人事業の開業届:国税庁「個人事業の開業届出・廃業届出等手続」
- 自宅などを訪ねて買い取る取引のルール(訪問購入):消費者庁「特定商取引法ガイド」
FCに加盟する場合は、許可の取得や取引のルールについて、本部がどこまで研修や支援をしているかも、あわせて確認しておきましょう。
手続きの順番について
物件の契約、FCの契約、許可の申請、開業届などの順番は、本部の支援の内容や営業所の準備状況によって変わります。どの順番で進めるかは、本部と所轄の警察署・税務署に確認しながら決めてください。
フランチャイズ加盟までの流れ
一般的には、次のような流れで進みます。順番や期間は本部によって異なります。
- 情報収集:公式募集ページなどで候補の本部を絞る
- 資料請求・説明会:公式資料で費用の内訳、研修、契約の条件を確認する
- 面談:加盟前の審査や適性の確認があるかどうかも、このときに確認する
- 契約:契約書で、期間・テリトリー・解約条件を確認する
- 研修:査定や運営の研修を受ける
- 開業の準備:物件や保管場所の準備、許可の申請、集客の準備
- 開業
マクサスのフランチャイズについて
ここからは、この記事を制作した株式会社マクサスのフランチャイズについての案内です(自社の情報です)。
業態、加盟の条件、費用、研修の内容は、公式の募集ページで案内しています。この記事で紹介した観点(業態、費用の条件、研修、加盟条件)で確認してみてください。
マクサスのフランチャイズ募集ページを見る(https://makxasfc.com/)
よくある質問
未経験でもリサイクルショップのフランチャイズに加盟できますか?
未経験者を受け入れているか、加盟の条件や審査の有無は、本部によって異なります。各本部の公式募集ページと説明会で、研修の内容とあわせて確認しましょう。
店舗を持たずに開業できますか?
出張買取型のように、売場としての店舗を前提としない業態もあります。店舗を持たずに加盟できるかや、車両・保管場所などの条件は、本部ごとに確認しましょう。
ロイヤリティにはどんな方式がありますか?
売上に一定の率をかける方式や、毎月決まった額を支払う方式など、本部によって異なります。ロイヤリティとは別の名目の費用がある場合もあるため、何の対価かをあわせて確認しましょう。
開業資金はいくら必要ですか?
業態や店舗の規模、物件取得費を含むかどうかなどで大きく変わるため、一律の目安は示せません。各本部の公式資料で、総額に何が含まれ、何が別途かを確認してください。
まとめ
リサイクルショップのフランチャイズは、業態(店舗型か出張型か)と取扱品目によって、必要な資金も働き方も大きく変わります。加盟先は、業態、取扱品目、費用の条件、研修と支援、加盟条件と契約の順に絞り込み、費用は総額ではなく条件をそろえて比べてください。候補が決まったら、公式資料と説明会で、費用の内訳、研修、契約の条件を書面で確認することが大切です。
マクサスのフランチャイズ募集ページを見る(https://makxasfc.com/)
参考にした公的機関の案内
- 国税庁「A1-5 個人事業の開業届出・廃業届出等手続」:https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/shinkoku/annai/04.htm
- 消費者庁「特定商取引法ガイド 訪問購入」:https://www.no-trouble.caa.go.jp/what/doortodoorpurchases/
- 公正取引委員会「フランチャイズ・システムに関する独占禁止法上の考え方」:https://www.jftc.go.jp/dk/guideline/unyoukijun/franchise.html
費用・収益に関する数値は、掲載時点の加盟募集ページを根拠としています。記事内の金額は目安であり、実績や成果を保証するものではありません。
費用と収支モデルの最新情報は加盟募集ページへ
開業費用・月額費用・収支モデルの詳細は、加盟募集ページの「費用」でご案内しています。個別のご相談はLINEまたはChatworkから受け付けています。